星空の撮り方
行きつけのペンションのオーナーに教わった、立派な機材じゃなくてもそれなりに星空の写真が撮れる方法。
1: F値やシャッタースピードをいじれるカメラを用意。三脚で固定。運悪く三脚がない場合、なんでもいいから固定できれば。最悪、地面に置いて、石とか枝とかで角度をつけるてもあります。
2: マニュアルフォーカスに設定し、ピントを無限大∞から少し戻す。(オーナー曰く、星は無限大の距離にあるんじゃなくて、そのちょっと手前にあるってことなんですね。)
3: F値開放に設定。なのでレンズはできたら明るいレンズがいい。ISO値を3200-6400ぐらいに設定。(カメラの性能によってはもっと低くてよいかも)
4: ホワイトバランスを調整。蛍光灯系の設定が星空の濃い青さにうまく合う感じ。
5: シャッタースピードを10〜15秒に合わせる。星の光をセンサーが十分に受け取れるように。でも長すぎると(目安としては30秒超えると)、星が動いてしまう。
6: セルフタイマーを使って、シャッターを切るときの手ぶれを防ぐ。
7: あとは数値を少しずついじって、撮れた写真を見ながら調整していき、たくさん枚数を撮る。
8: 一番難しいのは、場所と天候。周りが暗いところ、大きな光源がなるべくないところが良い。月はかなり明るいので、新月の時とか、月が沈んでからが良い。今回は満月に近く、午前3時頃、月が沈んでから撮影しました。
今回の機材はPentaxのK-01というミラーレス機、それにTamronのA09という28-75mmのレンズ。F値は開放でF2.8。10年前くらいに買ったレンズです。長野県の乗鞍高原で撮影。三脚なかったので、地面に置いて撮っています(^_^;)